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妊娠中の体調の変化

妊娠初期(16週未満)

自分の体の変化に慣れていく時期です。無理をしない程度に食事を楽しみましょう。妊娠5〜6週から、ホルモンの変化の影響によりつわりがおきます。

空腹で吐き気が強くなります。とはいえ、たくさん食べると吐いてしまいます。なのでこまめに少量ずつ食べてみましょう。夕食から朝食までの時間が長いと早朝に吐き気が強くなるため、手元におにぎりを置いて少しつまむのも効果的です。ただし、食事や間食の回数が増えれば、虫歯のリスクが高くなります。砂糖入りのものはできるだけさけてください。

この時期に多く見られる症状は、つわり、お腹が張る、腰が重く感じる、トイレが近くなる、便秘気味になる、などです。


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妊娠中期(16〜28週)

つわりがおさまり安定する時期です。赤ちゃんが成長してお腹がふくらみ、身体の負担も増えます。

バランスのよい食事を心がけて赤ちゃんにとって望ましい量に体重を増やしていきましょう。ただし妊娠中の適切な体重増加は、個人差がありますので、医師に相談してください。厚生労働省は「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」を提供しており、そのなかには妊娠前のBMIをチェックして、それぞれのBMIにおうじた妊娠中の体重増加指導の目安を掲載しています。

1日に必要なエネルギーの量 +250kcal(*非妊娠期と比較)

この時期に多く見られる症状は、貧血、手足や顔がむくみやすい、などです。


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妊娠後期(28週〜)

ひと目で妊婦とわかる体型になり、身体の負担はピークに達します。

1日に必要なエネルギーの量 +450kcal (*非妊娠期と比較)

この時期にみられる症状は、背中や腰が痛む、胸やけがする、動機・息切れ、トイレが近くなる、などです。


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妊婦健診

厚生労働省から配布されている「妊婦健診を受けましょう」では、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの病気を早期に発見するためや、体重増加の指針など、すこやかな妊娠と出産のために妊婦健診を推奨していますのでご覧ください。


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