17 生えかわり

永久歯

永久歯は、まず歯の頭の部分(歯冠)が完成し、続いて歯の根の部分(歯根)ができるにつれて、ゆっくり生える方向へ移動します。この刺激により、乳歯の歯根が少しずつ吸収されていきます。やげて乳歯は、歯根がほとんどなくなって抜け落ちます。

乳歯の根の周りに組織を破壊する細胞が発生し、乳歯の根は次第に溶かされ吸収され、短くなります。根を失った乳歯は支えがなくなり、グラグラになり抜け落ちます。