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06 過剰歯

過剰歯

通常の歯の本数よりも余分に作られた歯で、永久歯の上の前歯によく見られます。カタチは、正常な歯より小さいものが多く、骨の中に埋まって生えてこないこともあります。過剰歯のため、歯並びが悪くなったり、他の歯の根っこが吸収される場合は抜くこともありますから、かかりつけの歯科医に相談してください。

普通はそのまま様子を見ます。ですが、癒合歯の下にある永久歯の生える方向が曲がったり、生えてこない場合には、適切な時期に抜くこともあります。また、癒合歯のくっついている部分の溝はむし歯になりやすいので、丁寧にブラッシングするよう心がけましょう。

正中離開

前歯の歯と歯の間が開いていることを言います。原因は、過剰歯の場合と、前歯の上にある「上唇小帯」という繊維が長くて歯がくっつくのを邪魔している場合があります。場合によっては「上唇小帯」を切ることもあります。